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0円カスタム!空気圧を調整してみよう

2025年3月25日

スタッフブログ

先日当店のイベントでしまなみ海道を走った時には、サイクリストがとても多く、春の訪れを感じたスタッフ川崎です。

さてみなさん、自転車の空気圧、気にされていますか?

スポーツバイクにおける「空気圧の管理」は欠かせないものです。どんなに高性能なタイヤでも空気圧が適正でなければ、性能が発揮できないどころか安全性にも影響が出ます。

一方で適正な空気圧の範囲内で調整をすることで、乗り味を大きく変えることもできます!

今回のブログでは「適正空気圧の見方」と「高圧・低圧のメリット・デメリット」について解説します!

 

適正空気圧を確認しよう

空気圧を調整する前に必ず知っておく必要があるのは、自分が使っているタイヤの適正空気圧です。

タイヤには必ずと言っていいほど、適正空気圧がPSI/BAR/KPAといった単位と一緒に記載されています。

印字されている場合と、ゴムに凹凸をつけたエンボス加工で記載されている場合があります。

 

60-95PSI/4.1-6.6BAR/410KPA-660KPA

70PSI/4.6BAR/480KPA

 

タイヤによって表記の仕方は多少異なりますが、例えば<INFTATE TO:60-95PSI>と記載されている場合、この間で空気を入れれば大丈夫です。

一方<MAXIMUM INFLATION PRESSURE :70PSI>のような記載の場合、最大で70PSIまでなので、注意が必要です。

 

ワンポイントアドバイス

夏の暑い時期に、倉庫といった空気がこもる場所に保管する場合は、空気圧を少し下げておくことをおすすめします(空気の膨張によって破裂する可能性があるため)

 

 

高圧・低圧のメリット・デメリット

実はタイヤの空気圧は少しの変化でも大きく走りに直結するほど効果があります!(適正空気圧の範囲内が前提です!)

まず気を付けたいのが、基本的に適正値を大きく下回るほどの低圧は良くありません

段差などに乗り上げたときに中のチューブがホイールのリムと地面に挟まれて穴が空く「リム打ち」が起こってしまいます。

 

 

ではそれを踏まえて、適正空気圧内で空気を入れた場合での高圧・低圧のメリット・デメリットが以下の通りです。

空気圧 メリット デメリット
高い ・走りが軽快になる

・パンクのリスク軽減(リム打ちパンク)

・路面の凹凸を拾いやすく快適性の低下

・グリップ力の低下

低い ・振動吸収性の向上

・グリップ力の向上

・走りが重くなる

・パンクのリスクが高まる

 

このメリット・デメリットをもとに

・自分の体重+積載物の重量(重めの場合は高圧気味に)

・タイヤの運用方法(チューブレスだとリム打ちパンクがない分低圧可能)

・路面状況(凹凸の多い路面を走る場合は低圧に)

・シチュエーション(晴れた日しか乗らないなら高圧寄りで)

といった乗り手やバイクの状態、コンディションを加味して探していくのがいいでしょう!

 

どのくらいの空気圧がよいかわからないという場合には…

1.適正空気圧内で高圧・低圧・中間で試してみる

2.走りやすいと思う空気圧をみつける

3.そこを基準として0.5BARずつ変えていく

と探しやすいのではないかと思います!

 

 

空気圧は奥が深い

ひと昔前に比べて現在はタイヤが太くなったり、チューブレスの普及によって空気圧も下がってきていますね。その分空気圧の調整幅も広がり、より自分にとって好みな空気圧を選べるようになりました。

先述のメリット・デメリットの通り、乗り手から自転車の種類まで千差万別であり正解が無いのが空気圧の難しいところでもありますが、それがスポーツバイクの楽しさでもあります。

何より0円でできるカスタムなので、やらない手はないですね!

ぜひ自分にとって心地よい空気圧を探してみてはいかがでしょうか!

 

参考までに…

店長:クリンチャー 前4.8BAR/後5.0BAR

川崎:チューブレス 前4.5BAR/後4.8BAR      (2025年3月現在)

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