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「油売りの油のはなし」

2022年6月13日

スタッフブログ

タクリーノチェーンオイルを売ってる上阪卓郎さん。

(写真はケンズ6周年イベントにて)

全日本実業団4000m個人追い抜き優勝、

国民体育大会団体追い抜き優勝、

アジア選手権団体追い抜き3位などの戦績を残し、

海外でも活躍された元自転車競技選手。

そして数々の自転車雑誌にてコラムを執筆。

 

ただの油売りのおっちゃんではないんです!

そして、この「タクリーノオイル」がすごいんです!

 

オイルの説明の前に、

おっちゃんのこの記事ちょっと読んでみてください。

“油”の概念が変わります!

 

 

『上阪は全国津々浦々を回っております。それは主に「油を売る」ことなんですが、もちろんサボっているという意味ではございません。
思うのは、自転車用のケミカルというのは微妙な商品なんだなあということです。

フレームや車輪や他のパーツなら、「おお。トレックやんけ」とか「デュラエースのDi2かすごいなあ」とか一見しただけでわかるのですが、オイルって注油してしまえば見た目でフィニッシュラインなのかワコーズなのかタクリーノなのかよくわりません。さらに微妙なところは「使っていても違いがよくわからない」という方もおられるということですね。もちろんチェーンオイルの性能の違いは、僕らやプロ選手やマニアの人が使えば確実に分ることなんですが、ちっと自転車をかじった人達(実はこの人らが市場の大多数を占める)では分かりにくいことであると思います。

そんなわけで「オイルなんぞ何を使っても同じ」と考える人が多いことは事実なのです。ユーザーの方だけでなく、自転車屋さんでも「オイルは何でも同じ」と考えられている方もおられて驚きます。
しかしよくよく考えてみると、自転車の部品の中でその一つだけを交換してパフォーマンスが劇的に変化するものってホイールぐらいで、ほとんどの部品は交換しても驚異的な違いが生じるものなどありません。

たとえば、自転車のステムは昔「クイル型」というアルミや鉄の一体ものだったのが、最近では「アヘッド型」で中空構造になり軽量で剛性も高くなりました。でも、その部分だけが変わっても、それほど走りが変わるわけでもありません。しかしながら、僕が自転車を始めた40年前と今の自転車では性能の進化に大きな違いがあります。

つまり、「現代の超進化した自転車の性能は部分部分の微妙な性能アップの集積によって成り立っている」ということです。
長くなりましたが、オイルの微妙な性能アップの違いもそんな自転車進化の一役を担っているということです。

たかがオイル。されどオイル。脇役がええ加減な演技をしていてはパフォーマンス全体が堕落するのです。そんなこと考えて、タクリーノプロダクツは妥協を許さない油を作って、売り歩いています。』

 

 

タクリーノ ロードチェーンオイル
内容量:100ml

「タクリーノプロダクツ」の主力商品!
チェーンにさすと走行抵抗が軽くなるのが体感できるほどのチェーンオイルです。

マトリックス・パワータグ・コラテック」や「梅丹本舗」の選手が使用し数々の勝利に輝き絶賛していただいております。実業団トップ選手のオーベスト西谷選手やシルベスト山崎選手もブログで褒めていただいております。ロード用と銘打っていますが、MTBでもその性能は実証済みです。
走行抵抗も軽いのですが、耐久性も高く少々の激しい雨の中を2~3時間走ってもオイル切れを起こしません。市場に出回っている中では一番性能が高いと自負しております。

【使い方は簡単】
チェーンを一度、パーツクリーナー等で脱脂してから、1リンクに一滴づつ「タクリーノ・ロードチェーンオイル」を注油してください。少し時間をおきますとリンク内に浸透したオイルが摩擦による金属粒子をともなった汚れを押し出し、表面に黒いオイルが浮き出しますので、ウエス等で拭きとってください。それで完了です。
雨天時やオフロードを除き、500kmに1回の注油をお勧めします。

ではなぜ「タクリーノ・ロードチェーンオイル」は高性能なのでしょうか。
その前に「チェーンオイルにはどんな性能が必要なのか?」ということから考えていきましょう。

まずチェーンオイルは、チェーンリンクの中にオイルが入っていなければ潤滑の意味がないということを認識しましょう。ところがチェーンリンクの中というのは回転しながら圧力もかかるので、一度浸透して中に入ったオイルが遠心力などで外へ逃げ出しやすい構造になっています。つまり外側はオイルで光っていてもリンクの中がカラカラであったなら、走行抵抗も大きいし音成りもするというわけです。
「タクリーノ・ロードチェーンオイル」は粘性が低く走行抵抗が低い上に、「秘密の細工」によって一度リンク内に入ったオイルが外に逃げ出さず、内に留まりやすいよう考えられています。
そうした「リンク内への留まり」が他社では真似の出来ない高性能を生み出す結果となっているのです。
また、高純度の化学合成オイルを100%近く配合しているのは市場に出回っているものではこの「タクリーノ・ロードチェーンオイル」だけであることも付け加えておきましょう。

 

 

タクリーノ ロードギア
内容量:100ml

このロードギアを使えばアラ不思議。アウター×ローが軽くなる!

この潤滑剤は、金属の表面に皮膜を作って潤滑させるものです。いわゆるオイルではありません。特筆すべきは「アウター×ローが軽くなる」ということです。

【使い方】
その名のとおり「ギア」に塗布してください。ミストスプレーになってますので、チェーンリングやスプロケットの歯面を脱脂してから、シュパシュパと吹いてください。乾くと表面にフッ素の皮膜ができ、アウター×ローにチェーンをかけたとき、チェーンラインがずれて、チェーンとギアが斜めに擦れるような抵抗が起こるのを緩和してくれます。一回だけの吹き付けですと、皮膜が薄いので、最低でも10回ぐらいは重ねて吹き付けてください。二回目以降の拭きつけは、脱脂をしなくてもOKです。乗る前にチェンリングやスプロケットに直接吹いてください。ご使用の前によく振ってください。

レースでは、「アウター×ロー」というのはとてもよく使うギア設定です。シマノは10段になってから、「アウター×ローは使うな」とマニュアルで説明しているのですが、実際には選手は「アウター×ロー」を多用します。なぜなら登りきれるかどうかの瀬戸際にいちいちインナーに落としていたら、そっちの方がロスだからです。便利なギア設定、それが「アウター×ロー」です。

でもチェーンの擦れによる抵抗が大きいのも事実です。「タクリーノ・ロードギア」を使うことによって「アウター×ロー」が便利でしかも軽いギアになるということで、選手諸氏からは「画期的!」との賞賛をいただいております。

「タクリーノ・ロードギア」は「アウター×ロー」が軽くなるだけではありません。チェーン離れが良くなるので、変速性能も向上します。さらにギヤ部へのホコリの付着も防いでくれます。
あとワイヤーの内部、インナーとアウターの摩擦も軽減してくれるので、ブレーキの戻りが良くなり、シフトも軽くなります。
変速メカやブレーキキャリパーの稼動部分にも注してください。動きが軽くなります。

「タクリーノ・ロードギア」は、チェーン以外のすべての自転車部品の潤滑に使用できます。ただ、チェーンリンクの中には浸透していきにくいので、チェーン潤滑という面からいうと完全なものではありません。チェーンには「タクリーノ・ロードチェーンオイル」を使ってください。

とにかくこの商品によって「アウター×ローが軽くなる」ということを憶えておいて下さい。

 

 

タクリーノ チェーンオイル マホウ

魔法のような滑らかなペダリング。

ヒルクライム。ロングディスタンス(ブルべ)。タイムトライアル。そんな一定ペースの走りで脚に優しい滑らかなペダリング感覚のチェーンオイルです。。坦々と踏んでいると筋疲労がたまりにくく感じます。その秘密は極圧添加剤を50%にしたことです。極圧添加剤は、「金属の表面にクッションみたいな皮膜をつくる物質」と考えてください。チェーンオイルに入れると金属同士の接触が優しくなって滑らかで軽やかで音鳴りもなくなります。ただ入れすぎるとパワーロスもおこります。タクリーノのマホウは極圧50%ですが、極限まで粘性を低くし、なおかつ弾性力を持つある添加剤(秘密です)を加えることにより、高負荷でもパワーロスが少ないです。
「魔法」のような走りを体感してください。

 

 

タクリーノ オイルinクリーナー

 

ただいま一番売れています。

プロショップ店長の方々には「チェーンオイルはちゃんとちゃんと脱脂洗浄してからちゃんとしたオイルを注油せねばダメである。オイルインクリーナーは中途半端である」とおっしゃる人もおられます。理想を追求するなら全くその通りなんです。でも「こんなリンスインシャンプーみたいなのを望まれる方も実際多いのです」と説明してなんとか店頭に並べてもらうと「結構よく売れる」と言われます。実際、スポーツサイクルに乗られるユーザーの方は「手軽に週一回ぐらい街乗りサイクリングする」のが絶対数として多いのが、その理由みたいです。洗浄するだけで同時に注油ができる便利もの。面倒くささもなくて、チェーンも油かすがつかず綺麗さを保てます。300kmに一度ほど使用してください。

 

 

タクリーノ パワーチェーンオイル
(スプレータイプ)

スプレータイプになっただけじゃありません。総合的機能がアップしております

人気定番製品「タクリーノ ロードチェーンオイル」をベースにしたスプレータイプが登場です。液体のものに比べて少し粘性が高くなり、その結果、雨天時の耐久性がアップしております。また飛び散りもかなり少なくなってキレイに使えます。粘性は高まっているのですが、秘密の添加剤により走行抵抗は10%ほど軽くなっています。
「スプレーで注油しやすい」「雨で流れ落ちにくい」「飛び散りにくい」「走行抵抗軽い」とまあエエこと尽くめの新製品です!
「それじゃ従来からのロードチェーンオイル(液体タイプ)はアカンのかい?」と言われそうですが、そんなことございません。液体タイプはガスが入っておりませんので同じ100mlでも値段に対する総量からすると「お徳用」と言えますね。またユーザーの好みとして「1リンクづつにしっかりと浸透させたい」と言う方もいらっしゃる。さらに液体タイプの粘性の少なさによる「ペダルからのダイレクトな力の伝わり感が好き」と言う方もおられますね。
「スプレータイプ」と「液体タイプ」はお好みで選んでくださいね。

 

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