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宇都宮ジャパンカップ開幕! 選手とスペシャルバイクを見に行ってきました!

2025年10月18日

スタッフブログ

毎年10月になるとソワソワしているスタッフ川崎です。

それはなぜかというと!

宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースがあるからです!!!

 

アジアでは最高位となるカテゴリーの1dayレースである宇都宮ジャパンカップは、世界トップクラスのチームも参戦するロードレースです。

トレックが誇るトップチームLidlTrekはジャパンカップ常連であり、毎年素晴らしいメンバーを送り込んでくれます。

自転車レース、そしてLidl-Trekの大ファンである私も毎年とても楽しみにしています!

 

今回はLidl-Trek来日に合わせて行われたレセプションに私と店長の門田で参加してきたので、その様子をお伝えします!

 

Lidl-Trekとジャパンカップ

まずはジャパンカップにLidl-Trekが出場すること、そしてそのすごさについて語らせてください!

Lidl-Trekは最上位カテゴリーであるUCIワールドチームの1つであり、2025年10月現在チームランキング3位、つまり世界で3番目に強いチームです。

今年は3つのグランツール(ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ)全てでポイント賞を獲得した史上初のチームになるなど、目覚ましい活躍をしています!

そんなものすごく強いチームはジャパンカップの常連チームとして毎年参戦をしており、毎年話題になるのがその「出場選手」です。

ジャパンカップはレースのカテゴリーでいうと「UCIプロシリーズ」、上から2番目に属します。

(ちなみに最上位カテゴリーは「UCIワールドツアー」であり、あの有名なツール・ド・フランスやパリ・ルーベはここに属します。)

よって言い方はあれですが、レースの重要度としては少し下がるわけです。

他のチームもそうですが、やはりエース級の選手はより重要度の高いレースに出るため、プロシリーズに出場する選手はサブエースやアシスト中心の選手が多くなります。

(さらに言うと、ジャパンカップはシーズンラストレースになるくらいの開催時期、かつ日本という本場ヨーロッパからかなり遠いという事情もあります。)

 

しかし!

Lidl-Trek(スポンサー変更前のTrek-Segafredo時代から)は、本当にありがたいことに毎年エース級の選手を連れてきてくれるのです!

過去の例を見ると、昨年は元世界王者のマッズ・ピーダスン、一昨年はツール・ド・フランス山岳賞のジュリオ・チッコーネなど正真正銘のエース級が来日しています。

 

チームを牽引するマッズ・ピーダスン(photo:Kawasaki)

 

このレベルの選手を日本で見ることができるというのは本当に貴重かつ稀有なことなのです。

そして例に漏れず、今年もとんでもないメンバーを連れてきてくれました!

 

ジャパンカップ限定!Project Oneスペシャルバイク

今年のジャパンカップはトレックの熱量もすごいです!

なぜなら選手全員にProject Oneスペシャルバイクを用意しているからです!

普段選手たちはチームから供給されるチームカラーのバイクに乗ります。

特別なペイントが用意されるのはツール・ド・フランスといった大舞台やそこで大きな賞を獲ったときなど、本当に特別です。

それにも関わらず、今年のジャパンカップはトレックジャパンがスペシャルなバイクを選手1人1人に用意しました!

 

一気にお見せします!

 

 

ピッカピカすぎてもはや芸術品の様な佇まいです…。

このカラーはProject Oneの“Chroma”という最高級塗装になります。

この美しい塗装は、トレックのプロジェクトワンチームが5年の試行錯誤を重ねてできあがったもので、限られた職人がアメリカで塗装をしています。

圧倒的な輝きとまさに鏡のように周囲の光景を魅せる、本当に綺麗なバイクでした!

 

レセプション

最後にレセプションに登場した選手たちを写真とともにご紹介します!

 

Lidl-Trekジャパンカップ出場メンバー

 

先述の通り、今年もそれはそれは凄いメンバーがそろいました!

左から順に

ミヒャエル・シェアー(監督):2023年選手引退後リドル・トレックの監督に、元スイス王者

パトリック・コンラッド:ツール・ド・フランスステージ優勝、元オーストリア王者

ジュリアン・ベルナール:フランス選手権2位&3位、トレックの名アシスト

ジョナタン・ミラン:ツール・ド・フランス2025ステージ2勝&ポイント賞、東京五輪チームパシュート金

マティアス・ヴァチェク:現チェコ王者、将来のクラシックリーダー

カルロス・ヴェローナ:ジロ・デ・イタリア2025ステージ優勝、山岳名アシスト

リアム・オブライアン:育成チームから参戦、20歳の若きクライマー

 

特に今年のツール・ド・フランスでポイント賞を獲得した世界のトップスプリンターであるジョナタン・ミランの来日は、とても話題になりました!

平坦、山岳ともに今大会最有力ともいえる選手たちです!

あまりのスタイルの良さとオーラに、選手たちを見た周りの人はみんな感動していました。

 

 

コーナーの1つに「もし自分でプロジェクトワンのカラーを選ぶなら?」というものがあり、選手たちがそれぞれデザインしたバイクを披露しました!

かなり真剣に色を塗っていました(笑)(特にミランとヴァチェク)

出身国の国旗カラーを組み合わせたカラーにしている選手が多かったです!

 

個人的に監督の「最初に乗った自転車の色にした」というコンセプトが素敵でした

 

使用するバイクと一緒に

 

実はミランのバイクはツール・ド・フランスでポイント賞を獲得したときと同じカラーです。

日本でこのカラーに乗るミランを見れるというのはかなりレアです!

選手たちは自分がどの色に乗ることになるのか楽しみにしていたそうですよ!

 

身長差が凄まじい…

 

ミランはとても穏やかでナイスガイでした!

 

 

 

さて長くなってしまいましたが、今回のブログは以上です!

スペシャルな選手がスペシャルなバイクで走る宇都宮ジャパンカップは本当に特別なものです!

ぜひみんなで選手たちを応援しましょう!

また自転車レースは冬がオフシーズンになるので、ぜひ来シーズンに向けて今回来日したメンバー含めてLidl-Trekの選手たちやレースを見てみてくださいね!

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